青色申告を行う場合でもいきなりすぐに申告できません。事前にいくつかの準備が必要となります。またe-Taxで申告する場合も事前の準備が必要になります。

 1 事業を行っている所轄税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出

提出する時期は開業日から2ケ月以内(1月1日~1月15日までに開業した場合は、その年の3月15日まで)・3月末に退職し、4月1日に開業したなら6月末までに税務署へ申請書を出し、帳簿は4月1日から。 1月~3月は給与所得がありますので、確定申告で給与・退職所得と事業所得をあわせて青色申告します。・今まで白色申告で申告していたのを青色申告に変更する場合は、青色申告に切りかえたい年の3月15日までに申請します。 切りかえた年の1月分から帳簿をつけ、1年分をまとめて翌年の確定申告で青色申告をします。→国税庁 青色申告制度

 2 青色申告ソフトの選び方

紙で帳簿をつけなくても青色申告ソフトを使えば、青色申告書の作成までできてしまいます。毎月の取引数が少ない事業であれば、エクセルでもかまいませんが経費を通信費、事務用品など勘定科目ごとに自分で集計する必要があるので青色申告ソフトを使った方が楽でしょう。・やよいの青色申告 弥生の青色申告用ソフト。仕訳が分からなくても簡単取引入力を使うと、ナビゲーションに従って仕訳を入力できます。 仕訳がよく分かっている人は仕訳日記帳を使いますが、初心者向けになっているため操作がまだるっこしいところがあります。・みんなの青色申告 ソリマチの青色申告用ソフト。仕訳が分からなくても「らくらく仕訳入力」を使うと簡単に仕訳を入力できます。・freee(フリー) 新しいコンセプトのクラウド型会計ソフト。銀行カードやクレジットカードを登録すると自動で仕訳し会計帳簿を作成してくれます。 地銀などの一部は自動対応していないところもあります。→あなたにあった青色申告ソフトの選び方

 3 確定申告の方法は2つ

 e-Tax

家のパソコンから手続きが完了できるとても便利な方法ですが、e-Taxで確定申告するには事前の準備が必要です。特に電子証明書などは市区役所への申請が必要ですし、ICカードリーダライタを用意する必要もありますので事前に必ず確認しましょう。住民基本台帳カードを用意電子証明書の取得ICカードリーダライタを用意などの事前の準備が必要です。→e-Taxでの申告するにあたって最低限事前に準備しておかないといけない3点

 書面での提出

国税庁のページに作成コーナーがあります。→国税庁の確定申告書等作成コーナー

 4 確定申告が終わったら帳簿類を印刷して7年間保存

データのバックアップはもちろん必要ですが、確定申告が終わったら各帳簿(総勘定元帳、仕訳帳など)は印刷して保存しておきましょう。帳簿類や領収書などはその事業年度の確定申告書の提出期限から7年間保存しなければなりません。→記帳や帳簿等保存・青色申告

 白色申告と青色申告でどちらが良いかわからない場合

特にサラリーマンで副業をしている方や主婦で個人事業主を小規模に行っている方は白色申告と青色申告とどちらが良いのかわからないケースも多いと思います。その場合はこの知恵ノートを参考にしてください。→白色申告と青色申告の違いとは?