誇れる日本の技術

多々ある中で、「こうのとり」について。

 

(1)失敗が続く中で

 国際宇宙ステーション(ISS)に食料などの物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」5号機を 載せたH2Bロケット5号機が平成27年8月19日午後8時50分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げ、成功。

 (A)5.5トンの補給物資を搭載

   ●米航空宇宙局(NASA)の水再生機の部品を緊急物資として搭載した。

      水再生機は尿を処理して飲料水にするための装置。

      ●600リットルの飲料水(種子島のわき水)も運ぶ。.

   ●観測装置「CALET(キャレット)」

    宇宙の質量の約4分の1を占めるとされる正体不明の「暗黒物質」発見を目指すもの。

   ●重力の影響による加齢現象を研究するためのマウスを飼育する装置。

  (B)

   平成26年10月 米無人補給機「シグナス」の打ち上げに失敗

   平成27年4月  ロシアの「プログレス」も失敗

   平成27年6月;  米無人補給機「ドラゴン」の打ち上げに失敗

      こうのとりを搭載した打ち上げは過去4回すべて成功

   4号機から三菱重工業に委託。

   2009から ロケット、H2A、H2B合わせて、33回中32回成功(成功率97%) 

 (C)

   ●打ち上げが可能なタイミングは1日に1度しかない。

   ●直前に、推進剤(液体酸素と液体水素)をロケットが充填される。

   ●高度約400KmにISSがある。

 (D)

   「こうのとり」5号機をISSのロボット・アームで捕まえる役目は、現在ISSに滞在中の油井亀美也宇宙飛行士が務める。

   またその際、地上からのサポートを、若田光一宇宙飛行士が務める

 (E)

   ISSで発生したゴミや、不要になった実験機器などを搭載し、9月下旬にISSから離脱。   その翌日に大気圏に再突入して燃え尽きることになっている。 

 (F)高額負担

   ISS参加のため、日本が負担する年間費用は約400億円

   「こうのうとり」には内、約200億円

   改良策;半減へ

   ロケットH2Aの100億円→ロケットH3は約50億円

   「こうのうとり5号機」は約200億円→6号機からは約100億円