イラクで160人を殺したスナイパーの時点小説が原作の映画。

鑑賞後「どう思えってんだ!」と引き裂かれる映画。

イラク戦争は間違った戦争だったと思うけど、クリスは自分の正義のもとに戦い抜いたのだと思うし、そこは否定する気にはなれない。その中で人として壊れていく様子は痛ましく、“心”を削ることの代償の大きさを痛感した。そして最後は戦争という負のサイクルに絡め取られ…。

町山さんが言ってたイーストウッドの、「彼は運命に捕まったんだ」という言葉が見終わってからズーンと来る。

解釈は色々みたいだけど、僕は明確な反戦映画だと思いました。

よりにもよってこれが実話だっていうのが、よくできてるというかなんというか、まあ複雑な気持ちになりました。ハートロッカー級の名作だと思います。